2015年度 青少年開発実践委員会 所信

 

 

青少年開発実践委員会 委員長

 

     村中将治

所  信

 

 

子どもは、かけがえのない今を生きる存在であるとともに、この地域の未来を担う存在であり、健やかに成長することがこの三好地域が発展していくことと確信しています。近年、子どもの意識や生活様式は大きく変化しています。IT機器の目覚ましい発展により今の子どもたちは、外で遊ばなくなったばかりでなく、携帯電話やパソコンを利用して必要な情報を集めたり、コミュニケーションをとったりすることが当たり前の社会になっています。このような社会は物事を行う時間が大幅に短縮できるなど、とても便利になっていますが、その反面、地域の人々とのかかわりが少なく、共感性の希薄化、人とふれ合うことへの抵抗感がいじめや不登校、引きこもりなど、数多くの社会問題を引き起こしていると考えます。今を生きる私たちは、明日を担う子どもたちのために体を動かしチャレンジすること、また人との繋がりの大切さを体験の中から感じ取ることができる機会や環境を作る責任があり、そのような機会やきっかけを数多く作れるのは私たち青年会議所ではないでしょうか。

 

 青少年開発実践委員会は子どもたちの「人と人」との繋がりを大切にし、事業を通して三好地域の子どもたちが交流を深めることや心に残るような感動体験をすることで、自分と向き合い、互いに思いやる心の大切さに気付いてもらうことによって子どもたちの良心を育み、誇りを持った魅力ある人になり明るい未来へ繋がるものと確信しております。

最後に私も3人の子どもを持つ父親です。この子どもたちも携帯電話やパソコンが当たり前に身近にある社会の中で育っています。まず始めに私自身が子どもに共感性の希薄化、人とふれ合う事の抵抗感を克服させれなければ、この地域の子どもたちに誇りを持った人になるためのきっかけを与えられません。この一年、私自身も子どもに戻ったつもりで、子どもたちと共に学び共に成長していきます。この委員長という職に感謝をし、この一年間、基本理念である「実践躬行」で委員長職を全うしていきます。

 

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