2013年度 青少年開発委員会 所信

 

 

青少年開発委員会 委員長

 

     大 岩 達 也

所  信

 

 近年、社会的モラルの低下や景気の先行き不安など各方面で日本全体が暗い影に覆われている中、子どもたちによる問題行動も表面化しており、社会的ルールを守らない、集団行動ができない、何事に対しても無関心で関わり合おうとしない、というような状況が指摘されています。
 そうした状況の中、子どもたちには豊かな心を育み、身につける必要があるのではないでしょうか。豊かな心とは、相手への礼儀や感謝、自分や他人の良さを知る心、生命を大切にする心、責任感などがあります。これらを育むためには人との繋がりの中で生まれる、「思いやりの心」が必要だと私は考えます。子どもたちに人と人との繋がりを持てる場を提供し、チームワークを必要とする目標を与えたならば、周りに対して無関心でいられなくなり、よりよい対人関係を築こうと相手の心情を知り行動することになり、豊かな心が育つのではないでしょうか。また、子どもたちがこの豊かな心を育みつつ若者となったなら、我々青年会議所の提唱する明るい豊かな社会の実現に前進すると確信しております。
 この大きな暗い問題に対して小さな亀裂を作ることは容易ではありません。しかし、限界突破。この言葉、意識を胸にその亀裂から溢れる光を信じ、たがねを打ちつづけ必ずやその光を手に入れることを誓います。そしてこの光が、笑顔輝く子どもたちの未来を照らすことになると確信しております。

 

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