2019年度 理事長 所信

公益社団法人 阿波池田青年会議所

2019年度 理事長 岡田 直也

slogan-2019

岡田直也
所  信
阿波池田青年会議所が生まれ4 7年という長きに渡り 、まちのため、 人のため 様々な運動を展開してきま した。 今私たちは先輩諸兄姉が築き上げてこられれた歴史と伝統の上に立っています。 私たちはこれからも この運動を継続させ、このまちとこのまちに住む人たちにとって必要される組織であり続けなければなりません。今私たちに求められているものが何かをしっかりと見極め、私たちこそがのまちのリーダであるという明確な意思を持ち、先頭に立っ て走り続ける姿を見せることで多くの人の心に阿波池田青年会議所という名を刻み込んでいくのです。そしてこ想い を次代へと引き継いでいかなければらないのです。
~積極的な広報活動と健全組織運営~
私たちの運動は少しずつまちの人にも知られるようになってまいりましたが、まだまだ私たちの事を知らない人もたくさんいます。私たちに対 して間違ったイメージを持っている人も多くいるように感じます。もっと私たち について知っていただくめにも 、広報活動にはこれまで以上に力をいれていかなければなりません。ホームページやSNS等の広報ツールを最大限に活用し、積極的な情報発信を行っていく必要があります。私たちの情報を多くの人に届けるこ とで、私たちの事を理解し協力してくれる仲間を増やしていくことにつなげてまいります。
また、私ちは公益社団法人であります。公益法人としての責任を全うしなければなりません。公益事業を行うのはもちろんのこと、法令を遵守し健全で透明性の高い財務運営を行い、定款に則った組織運営を続けていかなければなりません。こうしてしっかりとした土台を形成した上で、様々な運動を行うことでまちの人からの信頼を得る事にもつながるのです。
~会員の資質向上と 会員一丸で行う 会員拡大 ~
私たちは青年会議所の運動、活動を通じて様々な経験をすることができ、多くの魅力ある人と出会う機会もあります。そのような機会をただやり過ごすのではなく、常に意識を持って取り組むことで、得られる効果を最大限向上させることができると考えます。私たちがこのまちのリーダーとなるために、常に自分に課題を持たせ、何事も積極的に参加し、多くの機会を無駄にせず、自らの成長 につなげていくべきなのです。まずは個々の資質向上に努め、そして組織全体の魅力を向上させることが阿波池田青年会議所にとって好循環を生み出す流れを作る源になると考えます。しかし、私たち青年会議所は40歳までという限定された組織であります。流れを止めないためにも、会員を拡大し続けなければなりません。現状会員数の減少に悩む私たちにとって会員拡大は至上命題であり、最優先で取り組まなければならない課題の一つです。まずは私たち自身を魅力ある組織へと進化させ、全会員が一丸となって会員拡大に取りんでいく必要があります。
~仲間と共に行う まちづくり~
私たちが住む三好地域は深刻化する少子高齢化、労働人口減少に伴う人手不足など多くの問題を抱えています。しかし、広大な 山々に囲まれ多くの自然に恵まれた環境にあり観光資源にも恵まれ、近年では多くの観光客を取り込む活動も活発になっており、この地域の自然を活かしたま ちづくりが行われています。このように様々な団体、企業がまちづくりに取り組んでいますが、上記の問題に歯止めをかけにるは至らないのが現状であると考えます。ただ、これまで行われてきた運動は少しずつではありますが 実を結んできているのではないでしょうか。まちを想う人、まちの未来を考える人は確実に増ていると感じます。そしてこれまで以上に各団体が協力してまちのために何かをしようという取り組みは増えてきています。私たち阿波池田青年会議所もこれまで行ってきたまちづくりの経験を生かし、このまちの魅力を これまで以上に強く発信することで、多くの人にまちの良さを伝え、まちを好きになってくれる仲間を一人でも多く 巻き込み、共に行うまちづくり事業を行うべきと考えます。多くの仲間と共にまちについて考え、今このまちに何が求められているかを理解し、力を合わせる事でより大きな力を生み、効果的なまちづくり事業へとつげてまいります。
~未来を担う青少年育成~
子供たちはまちの未来を担う宝であります。近年、遊び方の変化、ライフスタイルの変化と子供たちを取り巻く環境は大きく変わってきています。また子供たちを狙う犯罪などの危険も多く、大人も安心して子供たちだけで遊ばせるという事もできなくっています。このように今の子供たちには常に大人の目が届く範囲で生活し 、少しでも危険な要素があるとすぐに注意を受 けてしまいます。そのせいで子供たちの自立性、積極が薄れてしまっているのではないでしょうか。また、子供たちは普段「誰か」がいる中で生活しているため、何でも与えてもらうのが当たり前となっており、感謝をする という気持ちも薄れてしまっているのではないでしょうか。私たち大人が子供たちに伝えなければならない事は多くありますが、今年度私たち阿波池田青年会議所としては子供たちの自立性、積極性を伸ばし、何事にも感謝の気持ちを持てるような体験をできる機会を提供してまいります。まちの宝である子供たちが子供たち自身で考え、行動する力を伸ばし、未来のリーダとなりうる素質を養い、そして常に感謝の気持ちを持つ事で生まれる愛情を養い、子供たちの未来だけでなく、まちの 未来にもつながる ような青少年事業を行ってまいりす。
~終わりに~
青年会議所に入会して早や5年が経ち、入会当初は何も分からなった私が、多くの方に育てていただき、支えられここまでやってくることができました。様々な機会に恵まれ、その度に新しいことを経験させてただき、多く の仲間に出会うことができました。仲間との出会いが私を成長させたといっても過言ではありません。青年会議所では皆が一人一人違った魅力を持っていて、私にとって大変良い刺激をたくさん与えもらました。同年代の素晴らしい仲間たちに囲まれ、助けられ支えられながらも自分も負けていられないという想いをもって努力を続けることができた事が、今の自分につながっていると確信しています。もちろんまだまだ未熟であるため、今後も多くの助けを借 りることになると思いますが、感謝の気持ちを忘れずにこの一年も努力し続け る所存であります。
この阿波池田青年会議所が多くの人と人とをつなぎ、このまちを明るい豊かな未来へとつな げ、想いを次代へとつなげられるよう今年度様々な運動を展開し、私自身も率先垂範を心掛けてまいります。

基本方針

一、積極的な広報活動と健全な組織運営
一、会員の資質向上と会員一丸で行う会員拡大
一、仲間と共に行うまちづくり
一、未来を担う青少年育成
一、日本・地区・ブロック協議会への参画と協力