JC防災キャンプ開催

5月28日、29日の1泊2日で美馬市美馬町のオートキャンプ場 四国三郎の郷で開催いたしました「親子で体験JC防災キャンプ」が無事に終了しました。

当日は天気も良く絶好のキャンプ日和でした。

最初に防災士の松浦郁紀さんからハザードマップを使って、参加者の家の周りの危険な場所を確認しました。

ハザードマップで各自、自宅付近を確認してみると、ここは大丈夫だろうと思っていた場所も

土砂崩れや洪水の危険がある場所がたくさんあるんだ!ということを発見しました。

続いて協賛でCAMPDEPOT綾川店の方から災害時でも使えるキャンプ用品の紹介をいただきました。

子供達はファイヤースターターを使って火起こしを体験。プロがするととても簡単そうにみえた火起こし体験ですが、

実際に使ってみるとなかなか火が付かず大苦戦。

今回参加してくれた子供達はマッチも使ったことがない子がほとんどで、この体験はとても楽しそうにしていました。

災害時、身を守る為には暖をとることがとても大切です。レスキューシートや毛布、焚き火など備えはとても重要ですね。

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防災食づくり。今回はポリ袋を使ってお米を焚いて、肉じゃがと蒸しパン作りに挑戦しました。

分量を量ってあとはお鍋に入れて沸いたお湯で湯煎して出来上がるのを待つのみ!!

もちろんみんな初めての体験です。どれくらいで出来上がるか、ほんとにお米が炊けるのか不安でしたが、

試食してみると、お米もおいしく出来上がって蒸しパンもふわふわの出来上がってとてもおいしくいただきました。

 

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夜には「阪神・淡路大震災」で被災した体験を前田秀和さんから、お話を聞かせていただきました。

当時の混乱した状況、身近な人との別れ、残された人たちも生きていくことがどれだけ大変だったか、

子供達も真剣に聞き入っていました。

テレビやインターネットから知る情報とは違い、本当に大変な災害であったことがわかりました。

我々の暮らす徳島県も南海トラフ地震がいつ発生してもおかしくない状況といわれています。

いつ起こるかわからない大規模災害に備えておくことで自分自身の命、そして大切な人の命も守れる行動を身に付けておきたいと強く感じました。

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宿泊は車中泊。普段使っている車で1泊なんて初めての経験でした。

シートをフラットにしてクッションを敷いてみたり、みんな工夫して親子で寝床づくり。

貴重な体験でした。5月末でも夜中はかなり寒くて毛布にくるまって親子で1泊体験は楽しい思い出になったと思います。

災害が起こった時に急に車中泊というのではなく、過ごしやすい時期に自宅の駐車場でも車中泊体験をしてみても、

ちょっとしたお出かけ気分で楽しめそうだなと思いました。

1泊2日と長い体験でしたが終始笑顔で楽しみながらの防災キャンプ。お友達も増えたようで楽しい体験となりました。

今回ご協力いただいたオートキャンプ場四国三郎の郷様、CAMPDEPOT綾川店様、講演をいただいた前田秀和様 貴重な学びの機会を本当にありがとうございました。

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